住み替えで住宅ローン控除を利用するにはどうすれば良いか解説します!

2023.05.27
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住み替えで住宅ローン控除を利用するにはどうすれば良いか解説します!

マンションへの住み替えをお考えの方の中には、住宅ローン控除を使用したいと思っている方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、住み替えで住宅ローン控除を利用するには要件を満たす必要があることに注意が必要です。
そこで今回は、住み替えで住宅ローンを利用するにはどうすれば良いかや、住み替えの際に活用できる制度について解説します。

□住み替えで住宅ローン控除を利用するには?

 
住み替えで住宅ローンを利用するためには、以下のような要件を満たす必要があります。
 

*居住要件

 
新しく購入したマンションに本人が住む必要があります。
また、住宅の引き渡し時や工事完了時から6ヶ月以内に住み始める必要があるので、覚えておきましょう。
 

*住宅要件

 
中古の住居で住宅ローン控除を利用するためには、床面積が40平方メートル以上でなければいけません。
 
また、耐震性能を満たしているかどうかも確認する必要があります。
築年数の古い物件の場合は、今の法律で求められる耐震性が不足している場合があるので注意しましょう。
 
それ以外にも必要になる要件があるため、事前に確認しておきましょう。
 

*年収要件

 
住宅ローン控除を利用できるのは、年間の合計所得金額が2000万円以下の方と定められています。
 
ただし、夫婦で住宅ローンを組む場合には、それぞれ2000万円までの所得があっても利用できます。
ここで紹介した用件の他にも、住宅ローンの期間に関する要件や、他の制度と併用できるかどうかについてもチェックしましょう。
 

□住み替えの際に活用できる制度

 
住み替えの際には、住宅ローン控除以外にも活用できる制度があります。
その制度としてここでは、居住用財産の3000万円特別控除を紹介します。
 
一般的に住み替えによって住居を売却する際には、買った時の価格よりも高く売れた場合は譲渡所得税を支払う必要があります。
 
しかし、売却するのがマイホームであった場合は、特例によって最高で3000万円までの特別控除が認められます。
そのため、譲渡所得は、マイホームが売れた金額から所得費や譲渡費用を引き、そこからさらに最大3000万円を引くことで計算できます。

□まとめ

 
今回は、住み替えで住宅ローンを利用するにはどうすれば良いかや、住み替えの際に活用できる制度を解説しました。
住み替えで住宅ローンを利用する際には今回紹介したような要件を満たす必要があるため、ご自身がその要件を満たしているか前もって確認するようにしましょう。
何か疑問点がある方は、当社までお気軽にご相談ください。

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