マンションの価値は築年数でどう変わる?築年数ごとにご紹介!

2023.04.11
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マンションの価値は築年数でどう変わる?築年数ごとにご紹介!

マンションを売却したい方は、築年数が価値に影響するのか気になりますよね。
マンションの価値は築年数によって変わってきます。
そこで今回は、マンションの価値は築年数でどう変化するのかについて紹介します。
売却のタイミングを見極めるためにも今回の記事をぜひ参考にしてください。

□マンションの価値は築年数でどう変わるの?

 
新築マンションは、購入して1年目から20年目までに価値が急激に下落します。
 
築年数が6年から10年のマンションは、築浅物件(築5年以内)に比べて約16パーセント下がった価格になっています。
また、築年数が11年から20年のマンションにおいては、築浅物件に比べて約25パーセントから35パーセント下落した価格になっています。
 
さらに、築年数が21年から30年のマンションでは、築浅物件に比べて約52パーセントから63パーセント下がった価格になっています。
この10年間では、築21年から25年の下落幅が大きく、築26年から30年の下落は緩やかです。
 
特に、築年数が20年以上経っているマンションの場合、水回りといった設備の劣化によって見た目が悪くなるとともに、不具合も発生する可能性が出てきます。
そのような場合、大規模なリフォームが必要になりますが、高額な費用がかかります。
 
このコスト負担が嫌われ築21年から25年のマンションは売れ行きが悪くなり、成約価格が大きく下落しています。
 

□築年数が経っていても売れやすいマンションの特徴とは?

 

*現代の生活のトレンドに合っているマンション

 
築年数が古いマンションでは、収納は押入れが一般的です。
 
しかし、築年数が浅いマンションの場合、収納スペースを広くとれるウォークインクローゼットや食器洗い乾燥機やディスポーザーなどの設備が付いていることがあります。
このように、間取りや設備が現在のトレンドと合っていると、売れやすくなります。
 

*買い手に人気のある設備が付いている

 
カメラ付きインターホンや宅配ボックスなど人気のある設備が付いているマンションを売却する際は、売り出し広告にそれらを記載し宣伝することで、売却に繋がる場合があります。
 

*築年数が経過していても設備が整っていれば評価は高い

 
築年数が古くても現代の生活スタイルに合っていれば、より高い価格で売却できます。
例えば、元々は付いていなかったカメラ付きインターホンが設置されていれば、評価が高くなり、買い手も付きやすくなります。
 
また、売却する際は、事前に付帯設備表を作成しておくのもおすすめです。
付帯設備表は、売却時に残す設備の状態や買い替え時期などの履歴が記載されたものです。
付帯設備表を作成して買い手に事前に説明しておくことで、後のトラブルを防げます。
 

□まとめ

 
今回は、マンションの価値が築年数でどう変化するのかについて紹介しました。
築年数が古いマンションであっても売却できる可能性はあります。
売却できる可能性を高めるものとしては、現代の生活に合った設備が設置されていることです。
 
また、売却する際に残す設備の状態や買い替えの履歴を記載した付帯設備表を作成することも買い手を安心させ、売却しやすくなる方法としておすすめです。

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